プチオフ会 アルトラパンでドライブ

初めての投稿になります。このブログは四総研の活動内容を紹介する目的で設立しました。

四総研は車のことならなんでも扱うとしています。そして設立者の一人でもある私は車への興味を失っている人が多いという中、車って実はこんなに面白いんだよという紹介をして、いくらかでも多くの人に興味を持って頂き、少しでも車業界界隈が賑わえば良いなあと思う次第です。

さて、初めて紹介するのはスズキのアルト ラパンです。

「えらい庶民的な車が出てきたな…」と思いました?私もそう思います。本当はフォルクスワーゲンのゴルフ トゥーランという車を用意していたのですが、わけあってこうなりました。ただ、冒頭に書いたような思いもありますので、いきなりマニアックな車が出てくるよりはむしろこれでよかったかなと思います。

さて、今回は私withpopとottoの二人で福島から秋田、山形を経て仙台まで旅をします。これは会の活動というよりは単に個人的な旅行に近いのですが、まあ二人共一応会員だし何か記事を書きたかったのでこれをネタにした次第です。

otto氏は私にパソコンと車のすべてを教えてくれた友人であり、中学生時代からの付き合いでもあります。今更なにwithpopだのottoだの仮名で呼び合ってるのだという気恥ずかしさもありますが、諸外国に比べ日本ではまだまだ本名をネットで公開することも抵抗感が根強く、こんな感じでいかせていただきます。

福島某所での待ち合わせ

じゃん!アルトラパンです。

見た目は至って普通のラパンです…が、いくつ改造している箇所があります。一つは見る人がみればすぐ分かるのですが、車高調が入っています。車高調とは何かと言うと正式名称を車高調整サスペンションキットと言い、その名の通り車高(地上から車体までの高さ)を調整できるサスペンションです。殆どの場合は下げる方向にしか調整できません。

見分けるポイントは車高の高さとサスペンションそのものですね。

 

車高を調整するためのリングを移動させるネジ山が刻まれているのが分かるでしょうか。サビて穴が開いているのは見なかったことにしてあげて下さい。16万km走ってますから…。

車高を下げると何が嬉しいのかといいますと、車体全体が低重心化することによる運動性能の向上…と言われていますが、実際は車高が下がったことよりも単にサスペンションが固くなるために走行しやすくなるという効果のほうが大きいです。大体の車高調はメーカー純正のサスペンションよりも固いです。

サスペンションはショックアブソーバーとスプリングからなり、このバネ係数と減衰力を変えると運転者が感じるフィーリングは驚くほどに変わってきます。市販車の多くは走行性能を犠牲にして乗り心地を優先ています。それが悪いことではありませんが、中には柔らかすぎて違和感や恐怖感、不快感を抱くものもあります。トヨタ車はそういう傾向が強いのですが、最近はまた変わってきたとも聞きます。

もう一つの改造ポイントはマフラーの一部をターボ用のものにしているらしいです。特に音がうるさくなったりするわけではありませんが、これによってトルクが無くなった代わりに高回転までよく回るようになったとのこと。乗っていても確かにいい音で回っていました。

タイヤはヨコハマのEcosと中国?台湾?製のものが混在。台湾や中国製のタイヤは安くて人気があります。性能はと言うと、値段からは考えられないほど良いという人も居れば、雨天時にグリップ力がなくなる、減りが早い(減りの早さの割にグリップしない)などという意見もあります。私は使ったことはありませんが…。

今回はこれで東北自動車道を一気に北上します!

高速での運転

予想はしていましたが、遅い…。大人二人乗車というのもありますが、アクセルはほぼ常に前回状態です。上り坂になるたびに速度が落ちていきます。あまりにパワーがないのでエアコンを切って走っていました。

下り坂になる度、「恵みの下り坂だ…」「行けっ、高度をスピードに!!」「今度は高度を涼しさに!!(エアコンのスイッチを入れる)」「これはもはや物理法則を利用した天然のリミッターである」などとはしゃいでいました。

さてこのラパン、パワーはともかくよく曲がります。一番効果が感じられたのは東北自動車道仙台近郊道路ですね。あのへんは仙台市内に少しでも道路を近づけるためにかなり無茶なルートを採用してしまったとの噂がありますが、その真偽はともかくとにかくカーブの多い道路です。東北自動車道は元々平均速度の高い道路(簡単に言えばみんな飛ばす道路)ですが、この近辺はかなりスピードが落ちます。そんな状況下でもラパンはスイスイ。何度か普通車に道を譲られるシーンもありました。(煽ってないですよ!)

実際、フォルクスワーゲンのゴルフ トゥーランを所有するotto君も「下りに関してははっきりとラパンのほうが運転しやすい」と断言しています。ドイツ車はその頑丈さ(剛性の高さ)や高速安定性、足(サスペンション)の良さが褒められることが多いですが、このようにして車高調ひとつ装着するだけで評価が変わるというのは面白いですね。もちろん、ミニバンと軽自動車では重さも全然違いますが…。私も以前、峠道を走るotto君のラパンについて行けなかった事があります(私はマツダCX-5に乗っていた)。

そんなこのTEINというメーカーの車高調、otto君はヤフオクで3万円で落札したとのこと。取り付けは自分でやったので工賃はタダ。安い!しかしオッサンになった我々はこういう話をする度、「金払ってでも良いからもう取り付けやってもらいたいよねー、大変なんだもん」などと話しています。工具が揃っていればまだ良いのですが、そうでないと大変なんですわ…。これが。

そしてドイツ車へ

その日は秋田を経由してから山形に行き、次の日はゴルフ トゥーランで仙台まで行きます。猛烈な雨の日で写真は取れませんでしたが、こんな感じの車です。

Volkswagen Golf Touran

この1世代前のモデルですが、まあこんな感じです。ゴルフと名前が付いていますが、あまりゴルフとは関係ありませんしグローバルではゴルフの名前は付いていません。日本市場向けに馴染みのあるゴルフの名前を無理やり付けたのではという気がします。

7人乗りの3列シートで、分類的にはミニバンに入ると思われますがスライドドアは装備されていません。

トゥーランの良さはなんと言ってもその「カッチリ感」だと私は思っています。ドアを締めた瞬間に車体とガッチリ結合するような感触、走らせていてハンドルを切ったら切った分だけ素直に曲がってくれるような、まさに意のままに操れるような喜び。3列7人乗りでこのようなフィーリングが味わえる車種はそう多くはありません。ドイツ車の性能は日本では過剰であるという意見もあり、それはたしかにそのとおりですが、過剰だからこそ味わえる贅沢もあります。

ラパンから乗り換えたトゥーランは坂道でもエアコンを付けていてもそれをものともせずスイスイ進んでいきます。ああ、普通車ってすごいな…。と感じた瞬間でした。

足回り(サスペンション)は国産車に比べると固く、乗り心地と走行性能のバランスをギリギリまで追求したセッティングになっているように感じます。単に固いだけでは衝撃が直に伝わり乗り心地は非常に厳しいものになりますが、トゥーランのそれは乗り心地も妥協していません。むしろ、不快なロールやフワフワ感がないので乗り心地の面でも優れていると感じる人も多いと思います(この辺りは好みも影響してきます)。

まとめ

  • 高速道路で軽自動車を見かけたら優しくしてあげて下さい。
  • 車高調で走りは大きく変わってくる
  • ドイツ車はすごい
  • 普通車すごい